本投稿は上記の補足になります。
塩ビ管ロッドケース作成時の注意点
塩ビ管には規格がVU65、VU75、VU100とあるようです。
VU65であれば内径65ミリと思いがちですが、実は違います。
それらの数字は内径でも外径でも無いようです。
各サイズ・重さは下記を参照してください。
呼び径
|
外径
(mm) |
厚さ
(mm) |
内径
(mm) |
重量
g/1m |
|
---|---|---|---|---|---|
50
|
60
|
1.8
|
56
|
521
|
|
65
|
76
|
2.2
|
71
|
833
|
|
75
|
89
|
2.7
|
83
|
1,159
|
|
100
|
114
|
3.1
|
107
|
1,737
|
尚、塩ビ管のねじ込み式の蓋は一部狭くなっているので、その部分だけ上記内径より5~8mmほど細いと思います。
*塩ビ管メーカーによって異なるかもしれません。
呼び径より内寸の方が大きいのでさほど問題にならないかもしれませんが、念のため知っておくと良い情報だと思います。
(呼び径ってなんだよって話ですね・・・)
塩ビ管ロッドケースの必要性
そもそも国際線の飛行機に乗る以外であれば、塩ビ管ほど頑丈なロッドケースは不要に感じます。
国内線の場合、係の方に伝えれば下記のような専用ケースに入れてもらえるので、塩ビ管ほど頑丈である必要はないように思います。
郵送・宅急便の場合でも、国内間での配送で「壊れ物」扱いにしてもらえば、そこまで粗末に扱われることはないように感じます。
塩ビ管ロッドケースの良い点
- 長さピッタリに作成可能
- 安価
- 頑丈
- 塗装をしてステッカーをペタペタ貼れば、見た目も良く、愛着も沸く
- 防水性
塩ビ管ロッドケースの悪い点
- 重い(場合によって)
- 持って行くロッドに合わせた長さ調節ができない
ロッドケースを作る際には、VU75のサイズを使う方が多いと思います。
VU75は1メートルあたり約1.2kgになります。1.5メートルなら約1.8kgになります。
さらに、これに蓋などが付くのでプラス0.5~1kgくらいですかね。
市販の既製品はどのくらいの重さかというと・・・
130cm×9cm×9cm 2.3kg
150~220cm×25cm×11.5cm 5.8kg
156cm×22.5cm×7cm 3.3kg
プロックス(PROX) コンテナギア アルミハードロッドケース PX690155(amazon)
市販のロッドケースの方がむしろ重いですね(゚A゚;)
市販品は緩衝材などが入っているから、より重いのですかね。
後ろの2つは、幅が20cm以上あるのでかなり大きいですけどね。
以前私が作成したロッドケースは、65cm(VU65)で748グラムなので、このくらいなら許容範囲ですね。
市販品に比べたら塩ビ管もそんなに重くないようですが、サイズがVU100となると非常に重く感じます。
実際に持ってみると、VU100は長さ1メートルでも重いです(1.7kg)。どうやらサイズが大きくなると、厚みも増して重厚になるようです。
あと、遠征のターゲットによって持って行くロッドも変わってくると思うのですが、長さが変えられないので、一番長いのに合わせて作るか、複数作るかの対応が必要になって来ます。
以上、塩ビ管でロッドケースを自作する際の補足・注意点でした。
今回タイ遠征用のロッドケースに悩んだので・・・。
塩ビ管ロッドケースの「重い」「長さ調節ができない」問題に対する代替案として下記も併せて参考にしてください。
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