7月にイトウを釣ったので、次なるターゲットとして日本三大怪魚の一角であるアカメを狙いに高知まで行って来た。
9/15(金)発で、9/18(火)の朝早くに戻ってくる日程。
3連休を利用した日程なので、仕事への影響は午前半だけで済む。
9/15(金)
11時30分頃に羽田空港を出て、13時頃に高知空港に到着。
レンタカーを受け取り、まずはポイントの下見に。
今回はハンドギャフでランディングするつもりなので、足場が高いところは除外。
あとは運に任せる大海原ではなく、河川をメインに据えることに。
5ヶ所くらい見て回るも、どこもウーンという感じで、ピンと来ない。
どこも非常に浅い。流れもすごく緩い。水質はマッディ。
アカメは流れが緩く、マッディなところを好むそうなので条件はマッチしているが、雰囲気がな…。
偉そうに雰囲気とか書いてるけど、経験値が低い自分の勘はアテにならないから、全部のポイントでやってみることに。
とりあえず腹ごしらえに定番の「くいしんぼ如月」に。
皆さん同様に「チキン南蛮のスーパービッグ」でスーパービッグなアカメが釣れるように願掛けしたい気持ちもあるが、食が細いので確実に胃もたれで苦しむし、今回はアカメが釣れればオッケーで大きさは問わないので、ノーマルにしておいた。
南蛮もコッテリなのに、他のおかずも全てコッテリ。
くいしんぼ如月という冠はダテじゃない。しっかりとくいしんぼ仕様だ。
40過ぎのオッサンにはノーマルでもギリギリいっぱい。
今回の釣行でアカメが釣れる確率は10~15%と予測している。
ポイントの知識も誘い方も何もかも分からないし、そもそも釣りの知識も技術も足りてない。
ラッキーでたまたま釣れてくれることを期待している。
18時頃にオープンエリアでウェーディングして実釣開始。
さすが南国高知で、気温が高く、ウェーダーを着た途端に汗が吹き出てきた。
が、いざ入水すると水は冷たく、ちょうど良い。
ただ、こんなに水温が低くてアカメはいるのだろうか…一抹の不安がよぎる(´ヘ`;)ウーム…
ボラは勢い良く跳ねているが、2時間経って何も無し。
潮も上がってきて腰くらいまでになって来たので、河川に移動。
いつもは都心部のような明るいところでやっているが、こっちはホントに暗い。
ルアーが見えないので、直では橋脚を狙えない。流れもかなり緩いので、流し込むのも大変。ラインもルアーも見えないから、今どこにルアーがあるのかも掴めない。
上手い人は見えなくても感覚で分かるのかな??
備忘録:次回はメガネを持ってこう。歳を取って視力が下がる一方だ…。
反応がないので、次のポイントに。
どこのポイントにも杭があるので、日中に下見しておく必要がある。
もちろんこのポイントにも杭はある。杭を避けてキャストする。ん!?なぜかルアーが着水しない??ラインは上を向いたまま。下の杭でなくて、上??えっ!?見上げてライトで照らすと上に電線らしきものがあってそこに引っ掛かってる模様。下見が甘かった…。上もか。
反動で一気に取れるように勢いよく引っ張ってみたが、残念。ガッツリと引っ掛かっててしまった。
相手は電線だし、無理に引っ張ってラインの強度が下がるのが嫌だったので、早々に諦めてラインを手元から30~40mカット。
翌日明るい時間に見てみると、大量のルアーが電線に掛かってる。やっぱりみんなあのトラップには引っかけるよね。
ノットを組み直して再開。
しばらくすると、今度は根掛かり(>_<)
あれ!?なんとか巻けるぞ。
ルアーにラインが絡み付いている。回収すると先程電線に掛かったライン( ゚д゚)
そのラインの先にはエアオグルが・・・。エアオグルを無事回収v(´∀`*v)
このエアオグルは南房で拾ったもの。
今回も置き去りにされることなく、海中に埋もれることなく、アングラーの手元に戻って来たので、きっと運が良いルアーなんだろう。
のちにこのラッキーオグルが魚をもたらしてくれることを、この時はまだ知る由もない。
仮眠を取った後、次のポイントに。
キャストする度に藻が掛かるのでまた移動。
今日最後のポイント。
ココは唯一流れがあり、水質はクリア。
アカメの条件に当てはまらないが、ここは130センチのアカメが釣れた実績ポイントらしい。
日中に別のポイントを下見したときに、地元の少年たちが教えてくれた。
で、日中にココに下見に来た時に居た地元アングラーも、ここら辺にアカメが潜んでいることがあるとかないとか言ってた。
でも、複数の地元アングラーに訊くと、ここまでは上って来ないんじゃないかな、アカメなら浦戸湾の下の方がいいんじゃないかとの声も。シーバスとかを狙ってる人たちだったけど、間違ってアカメが掛かったこともないし、見たこともないような感じだった。
近くの橋の上で、地元の綺麗なお母さんもこの橋の下でアカメ見たことがあると言ってた。
だから居ないことはないんだろうけど、地元の人でさえも「稀に見る」レベルなのか。
鯉の群れのように結構な頻度で見える訳じゃないんだね。
橋から下を覗き込むとやっぱり彼らは群れをなしてたくさん居たけどね(;^ω^)
結局3日間、河川ではアカメ狙いの地元アングラーには一回も会わなかった。
堤防などは行かなかったが、海側には居たのだろうか。
9月中頃になると河川では厳しいのかもしれない。
ブログを見てると釣れてる人もいるようだから絶対に釣れない訳ではないけど、水温からして確率論的に厳しいのか。やはり海寄りなのか!?
そんな訳でAM4:30に納竿して、飯を食べてルーマプラザにて就寝。
コメントを残す