国内遠征では軽くて、伸縮性があるプロックス ラウンドハードロッドケースを使用しています。
amazonで2,000円くらいで、コスパが良く、重宝しています。
見映えは良くもなく、ダサくもないです。
蓋や底の部分には緩衝材も入っています。
重さは約1kgと、とにかく「軽い」ことが最大の長所です。
プロックス ラウンドハードロッドケースの懸念点
唯一の懸念点は、強度的に、海外遠征時の国際線に耐えられるかどうかということ。
*国内線は専用のケースにいれてくれるので問題ありません。
強度の不安要素は以下の2点になります。
- ケース自体の強度(硬さ)
- ケースを伸ばした場合のロック部分
まず「1.ケース自体の強度(硬さ)」ですが、「伸ばさない限り」はそれなりの強度があると思います。
一か所に負荷が集中して、たまたまそこにガイドがある場合など、かなり運が悪いことが起きない限りは、ケースの外から中にあるロッドを傷付けるのは難しい気がします。
↑このように伸ばすことができます。
↑この伸ばした部分が弱く、不安が残ります。
なので、どこまで伸ばすかによって、リスクは大きく変わります。
少し伸ばすくらいであれば、そのままで国際線も乗り切れるのではないでしょうか。
がしかし!
「ケースを伸ばした場合のロック部分」にまだ不安が残ります。
上記のようにロックをするのですが、そこまで硬くロックされる訳ではないので、何かしらでロックが緩んでしまう可能性があります。
緩んだ状態で、負荷が掛かるとロッドの破損に繋がってしまいます。
そこで登場するのが「ボイド管(ボイドカン)」。
ダンボールを固めた感じでかなり硬くて軽い。
(長ければ)とても片手だけで潰せる感じではないので、最低でも握力の50kg超にも耐えられそう。
値段も安い!
内径
(mm)
|
外径
(mm) |
厚さ
(mm) |
重量
g/1m |
|
---|---|---|---|---|
50
|
55
|
2.5
|
300
(521)
|
|
75
|
80
|
2.5
|
500
(833)
|
|
100
|
106
|
3.0
|
750
(1,737)
|
*重量の括弧書きは塩ビ管の重さ(比較のため)
しかも軽い!
このボイド管を100均のノコギリでちょうど良い長さに切って、プロックスのロッドケースの中に収納すれば、強度問題の2点ともクリアできる。
【ポイント!】
ボイド管はほんの少しだけ長く切って、蓋を閉じた時に、蓋のスポンジに干渉するようにすると中で遊ばなく(動かなく)なるのでより安心です。
まとめ
- プロックスのロッドケースの中にボイド管を入れれば強度的に安心。
- ボイド管は安いので、遠征時のロッドに合わせて、何種類でも用意できる。
補足
ボイド管93.5センチを入れたケースの重さは1430g。
おそらく塩ビ管(VU75)で作成した場合でも同じくらいの重さ。
上記の各種購入費と塩ビ管ロッドケースの作成費はだいたい同じくらいですかね。
なので、長さが1種類でいいのなら、見た目の問題も含めると塩ビ管ロッドケースで作成した方が良いのかもしれません。
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