先週のリベンジをしに、また南房の磯に行って来た。
結論から先に言うと、自分の未熟さゆえに最悪な釣行だった。
日の出前(AM5:45)に現地到着。
準備をして、しっかり見えるようになってから磯に下りる。
先週来たときに、釣れている人を見るとジグミノー的な感じがした。
「ぶっ飛びくん95S」
「かっ飛び棒130BR」
非常に高いから嫌だなーと思っていたが、わざわざ遠くまで行って、釣れるのと釣れないのはどっちが良い?
と自分を納得させて、購入して来た。
朝マズメのゴールデンタイム。勝負はここから2時間ほどか。
先週も来ているので、根などの場所はある程度は把握できている。潮は満潮。
1投目から勝負を掛けるべく「ぶっ飛びくん95S」を投げる。
2,000円もするルアーなので、根掛かりさせたくなく、ほんの数秒だけ沈めて巻こうとするが、あれ全然沈まない。
リールを巻くといきなりの根掛かり 😥
2時間30分も掛けてこんな遠くまで来て、いきなり1投目から根掛かりとは・・・。
いきなり気分が下がる。
「いや、落ち込むのはまだ早い!前回からPE2号を使っているので、フックを曲げて回収できるんじゃないか!?」
まずラインを張ってビーンビーンと弾くがハズれない。
何回かやっていると、ビーンビーンとやっているところでラインが切れる 😯
前回おろしたばかりのラインだけど、前回の釣行で傷が付いていたのか。。。
軽めに投げて、手元で切れたので、60メートルくらいラインを失ったか。。。
200メートル中60メートル。致命傷ではないが、結構ツライ。
この時点でかなり気分は沈む。
とはいえ、ここまで来たのだからと思って、FGノットでラインを組み直す。
根掛かりは避けたいが、どこに根があるか見えないし、分からない。
前回大丈夫だった立ち位置で、同じ方向に、同じような距離を投げているのに…。
こうなると疑心暗鬼になる。
ちょうど近くにいたアングラーが移動した。
そのアングラーは根掛かりさせている様子は無かったので、その場所に入って投げる。
5投ほどした時点で根掛かり・・・。
これも沈めた訳ではないのに…。
水面から数十センチ下すぐに根が有るのか。
比重が重いルアーは着水してすぐに根に絡むようだ。
切れたラインを回収する時に少し擦ったような感じがあったので、ラインをくまなくチェックしてFGノットを組み直す。
ルアーも付けてさあ投げようかというところで、ラインが痛んでいるのを発見。あれ!?さっきチェックしたのに…。
投げる前に気付けたことからルアーを失わずに済んでラッキーだが、また最初からラインを組まなくては・・・。面倒くさい。
開始して1時間ほどで、今日3回目のFGノット・・・。
近くで、ルアーマンが30センチ強のヒラメを釣っていた。
前回投げて大丈夫だった場所に大きく移動しようとすると、苔でするっと滑ってコケる・・・。
肘と尻とロッドをぶつける・・・。
幸いにも、痛みも破れや破損も無い模様。不幸中の幸いだが、もうこの時点でメンタルはボロボロ。
なんとか再開するも、30分ほどで根掛かり(ー_ー)!!
根掛かり3回とも、根に掛かっている訳だから引っ張ると大きな塊が非常に重いながらも引っ張れる。
ただ、カケアガリのところで引っ掛かって動かなくなる。
絶対に見ておくべき!驚異「90%以上」の根掛かり回収法が単純ですごい!!
回収率ナンバーワン!根掛かり回避はオモリ(シンカー)を使え!
今度は上記の方法を試してみたい。
開始2時間で、ルアー3個、ライン100メートルロスト・・・。
根掛かりとの格闘であったり、ラインを組んでいたり、場所の様子を見ていたりで、実質的な釣行時間は数十分だろう。
根掛かるかもとか、ラインに傷が付いているかも、という気持ちで、もう続けるモチベーションが沸かない。
ここで納竿。
帰り際に、明鐘岬に立ち寄る。
前回の荒波が嘘のように静かな海。こんなにも違うものなのか・・・。
釣り人は10人くらいいるが、ルアーマンはゼロ。
やるつもりはなかったが、いい感じに潮目も出来ているので、ちょっとだけやってみることに。
おっと、これはもしや、最後にワラサでも釣ってハッピーエンドのパターンか!?
おいおい、1投目からの新品ルアーロストは、ドラマを盛り上げるための伏線か!?
と無理矢理に自分を盛り上げるが、もちろん何事もなく、納竿。
ちなみに、途中からリールから異音がし出した。
使用リールはツインパワーXD。
XDはExtreme Durabilityの略で「過剰なほどの耐久性」という意味。
謳い文句は「耐久性の基準を変えてしまう」。
「違うだーろー!名前や謳い文句が過剰だろー!このハゲー!」と悪態をついてみる。つまらんし、虚しい・・・。
大切に使って来たのに買って半年未満で異音とは・・・、過剰どころか耐久性が不足している気がするよ。
メンテで復活してくれればいいが・・・。
散々な釣行だった。
でも、こういうのも含めて、何事も経験なんだろう。
できる人と一緒に同行できれば、失敗を最小限に抑えて、成長速度も上がるのだが・・・。
堤防やゴロタなどに比べて、磯はルアーマンが少な目で、距離も遠い。
そのため、今まで通用していた「見て学ぶ」ということがなかなか出来ない。
磯は磯先輩ができるまでしばらくお休みかな。
サーフでヒラメでも狙うかな。
釣行時間: | 6:00~8:00(2時間) |
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釣果: | 0匹 |
2017年12月30日 at 5:25 PM
技量知識感性全てが磯からアプローチするのに及ばない
2017年12月30日 at 5:30 PM
コメントありがとうございます。
確かに仰る通りです。。。