朝3時に起きる。なんだか結構頭が痛い。

寝不足のせいか、昨日お風呂でたまたま居合わせた方との釣り談義でのぼせてしまったせいか、それとも昨日水分をほとんどとらなかったせいか、まあ全部が原因か。

 

ご飯食べて、歯を磨いて、準備が終わったが、

「ダメだ、こんなんじゃ無理だ。寝る。」

ともう一眠りすることに。

 

5時に一度目を覚ますも、ちょっとは良くなったくらいだったので、また寝る。

6時頃になるとだいぶ良くなったので、出発。現地に7時着。

 

今日から三連休ということで、ポロ沼周辺にはスゴイ人がいた。

10人以上はいたと思う。

二日前は海藻で釣りにならなかったが、今日はマシになったのかな??

 

昨日やったポイントに到着。今日も誰も居ない。

開始して15分程度で、ピックアップ寸前にイトウが今にも食いそうな勢いでチェイスして来た(´⊙ω⊙`)

このままだとルアーが水面に出るので巻くのをやめる。

まさに食うか食わないかというところで見切られる(;゚Д゚)))

 

おっ、昨日と同じパターンでリーチ目に入ったか。

すぐにキャストするも反応なし。あれ(´・д・`)ソンナー

ルアーをアレコレと変えて、かなりしつこくやってみたが反応なし。

 

見切らせてしまったのは失敗だった。

そのままピックアップして、イトウに

「チッ!あとちょっとだったのに!次来たらすぐに食ってやる!」

と思わせるべきだった。

 

もしくは、ルアーを止めるのではなく、ロッドであともう少し泳ぐようにすればバイトまで持ち込めたか・・・。

その後もひたすらランガンするも反応なく、午前の部は終了。

 


 

昼飯を食べ、今日から宿替えのため、別の宿にチェックインを済ませ、ポイント探索に。

*笠井旅館のままが良かったが、3連休は満室とのこと。

 

昨日まで釣り人がいなかったからポイントが分からなかったけど、3連休突入で人が増えたおかげで、釣り人の集まり具合で熱いポイントが分かる。そういうメリットもあるんだな。

車が集まっている場所に行き、夕マヅメまでとりあえず昼寝。

 

16時になったので開始することに。

浅いので入水したが、泥で足を取られる。ウェディングシューズはソールが替えられるタイプのもので、泥の吸引力でソールが取れてしまいそうなので、陸からやることに。

*このときはまだ気づいてないが、すでにソールは取れてロストしていた囧
両足分ともね。ソール、5000円もするのに。

 

たまたま昼寝前に読んでいたブログでレンジバイブでイトウを釣っていたので、その影響でまずはレンジバイブからやってみる。

届く範囲はすべて浅いようで、レンジバイブだと底を叩いてしまう。

 

なので、すぐにルドラ130Fに替える。

一投目。逆風なので飛距離が出ない。

二投目。飛距離が欲しいがどうしようかな、シンペンでも投げてみるかなと考えていると、コツンと。

バイトにしては軽いし、根掛かりという感じでもない。

念のため、ロッドを立ててみると、ぐいんぐいんしてくる。

おっ!ヒットか!

 

ここで初めて合わせを入れる。

そのタイミングで向こうもやる気スイッチが入り、ファイト開始。

 

魚影が見えた。かなりデカイ!

 

近くに流木があったので、主導権を渡さないようにやり取りする。

寄せるのには成功したが、問題はタモ入れ。

昨日失敗しているし、前回以上にデカくてパワフル。

 

タモを伸ばし、そこに誘導する。

イトウがデカすぎて、タモが小さく見える。

いや、実際に持ってきたタモは小さ過ぎた。

またしてもあのパターンをやってしまった。タモにルアーのフックが引っ掛かるパターンね。

 

 

 

 

 

 

昨日のイトウとはサイズ的にワケが違うから、もう一刻の猶予もない。

タモ入れは諦めて、川に入り、イトウを抱っこランディング。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

獲ったぞー!97cm!

 

 

 

 

 

関係ないけど、三平と谷地坊主のランディングシーン。

 

ここからは、写真は撮りたい、でも、早く逃がさなきゃ、でも、暴れるし・・で、前回もそうだったけど、ファイト中よりこの時間制限有りの、イトウの命が掛かった撮影・計測がホントに焦る。

感動する余裕がないほどとにかくテンパる。

 

なんとか撮影と計測を終え、蘇生を十分に行なってからリリース。

抱っこしたから魚の臭いとベトベトがスゴイ。

午後の部は始めたばかりだったが、やり切った感があったので納竿。

あと2日間もあるが、イトウを掛けてもランディングに不安があるし、明日は天気が悪いのもあり、ここで今回の釣行(遠征)は終わりとしよう。

あー明日からホント暇だ…。

 


 

北の大地で2日間半に渡りイトウを追い求めた訳だが、出来過ぎの内容で幕を閉じれた。

釣れてくれたイトウよ、ありがとう!

もうイトウを釣りに来ることはないだろうけど、この感動や苦労を一生忘れることはないだろう。

 

釣りはまさに一期一会。

そのタイミングで、その場所にルアーを投げたから、たまたま居合わせたイトウの鼻先を通った訳で、例えば朝の頭痛が無ければ今日の動きは大きく変わることになり、あのイトウには出会えなかったはず。

今後もネガティブな事があっても、これはメイクドラマには必要な工程なんだとポジティブに捉えるようにしていきたい。

釣りから人生を学ぶ。

 

北の大地でイトウ釣る編 完

 

 

 

2018-07-18
猿払にイトウを釣りに行くなら(ロッド・ライン・ルアー・ポイントなど)2022年8月9日最終更新 2018年7月12日から猿払に日本最大の淡水魚「イトウ」を釣りに行った経験から、これからイ...
釣果:1匹
最大サイズ:97cm
ルアー:ルドラ130F
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