日本最大の淡水魚「イトウ」を釣りに行って来た。

 

4時起床。

外は曇り空だが、雨は降っていない。

身支度を終えた頃、雨がポツポツと降り始める。おいおい(´・д・`)ソンナー

家を出ようとする5時過ぎにはザーザー降り( i _ i )そりゃないよ。。

天気予報では5時台は降らないはずなのに、なぜもう降り始める!?

いや、そもそもなんでこの時間帯だけ雨マークで結構な降水量なんだ囧

これが日頃の行いというやつか・・・。

 


 

前回の遠征で辛かった教訓から、今回は乗り換えを減らすべく、電車はやめてリムジンバスをチョイス。

多少運賃は増すが、乗り換えなしで羽田まで行けるのは断然ラクだった。

ちなみに、電車だと二回乗り換えがある。乗り換えがないということが如何に快適なことか。

 

空港に着いて荷物を預ける。

今回初めての釣りメインの飛行機遠征。

ロッドとか心配だったが、問題は無かった。

 

荷物は20キロを超えると、超過料金がかかる。

(といっても1キロ400円くらいなので、大きな負担ではない。)

今回、そんな荷物を積んだ訳ではないが、ルアーや各種釣りツールの影響で、20.1kgだった。

荷物を減らすために、前回の遠征同様にウェーディングシューズを履いて行ったおかげでギリギリ超過料金なし。

 

↓そんな違和感ない

 

 

空港にはコンセントやUSBの電源があるんだね。

wifiもあるし、綺麗だし、空港内はとても快適。

 

2時間ほどのフライトで女満別空港に到着。

飛行機は遅れるし、荷物も出てくるのが異常に遅いし・・・とメラメラしているときに、やっとトランクケースが出てきた。最悪なことにトランクケースの鍵が破損していた・・・。「何の補償もありません、そういうものなんです。」というJAL職員。

ちなみに、ロッドは最後の最後で、みんなの荷物が終わってから3分後だった。

 

雨といい、破損といい、何かこの遠征を暗示しているのか?不安が募る・・・。

 

空港を出ると、曇りの天気予報に反して晴れてる!

 

↓今回の相棒

 

しかも、なんと完全な新車(メーター9km)。

(新車で気持ちいい部分もあるけど、釣り旅行なので気を使う部分も多いけどね・・)

 

セイコーマートでおにぎりを買うなどで、ほぼノンストップで4時間30分ほどで、今回お世話になる「笠井旅館」に到着。

チェックインを済ませ、早々にメジャーポイントであるポロ沼に向かう。

 

向かう途中、ナビを見てみると、良さげな川が有ったのでちょっと寄り道。

ランガンしていると、川がカーブしているところが良さげな感じ。

 

数投するも何もナシ。

今回のイトウ釣行は80cm以上を釣るのが目標で、サイズ関わらず一匹釣れれば合格ラインという感じ。

なので、『ここでさくっと釣れてしまったら、逆に残りの4日間がツライね』とポジティブに考える。

 

今回の遠征前にいろいろと調べてみた結果、イトウは「釣れないということは無さそう」と思ってしまっている。

そんな考えだと釣れても喜び半分、釣れないと心底ツライ気持ちになるので良くないのだが、相当の悪天候にならない限りは80%以上の確率で釣れるはずと考えてしまう。

余談だけど、再来月にアカメを狙いに行くが、アカメが釣れる確率は10~20%くらいのイメージ。

 

 

話が逸れたが、ランガンしていると、違和感が!

「キタっ!」と、とっさに合わせを入れる。

巻き始めると、「軽っ!」。

本当にかかってるのか!?と思うくらい。

あと3メートルくらいのところで魚が反転したのが見えた。

 

「あれ!?デカい!」

 

そこからドラグが出続ける。引く力が尋常じゃない。ロッドを立てておくだけで精一杯。

緩めだったドラグを少しずつ締め込んでいく。それでも止まらず、ラインは出続ける。

時折ヘッドシェイクを交えながら一気に50メートルほど走っただろうか、やっと停まったと思ったその瞬間、ふっと軽くなる。フックアウト・・・。

 

あぁーーーー!Σ(゚д゚lll)

もう次のチャンスは無いかもしれないのに!

やってしまった_。゚(゚´Д`゚)゚。

 

ここをモンスターは駆け抜けていった・・・。

メーターオーバーは確実だった(逃した魚は大きくなる)。

 

ルアーを回収すべく巻き始めると、ガン!と強めの根掛かり。゚(゚´Д`゚)゚。

バラすだけでもツライのに、ヒットルアーも失い、またFGノットしないとだなんてショック。

ちなみに、ヒットルアーは「シュマリMD 90F HGヤメメオレンジB」。

興奮冷め止まぬなか再開するものの全く反応なし。

開始早々に反応が有ったので、それなりの数の魚がいると思っていたが、ほとんど魚っ気がない・・・。

2時間ほどこの川で粘ってみたが、明日の朝マヅメの下見も兼ねて、他の場所も見ておくことに。

 

ポロ沼に到着。

シーズンオフの平日だからか、誰もいない。

遠浅なので立ち込みは必須か。

少し下流に移動しても、少し上流に移動しても、一投ごとに海藻が掛かってしまって釣りにならない。

海と猿払橋の間だけはフローティングで投げれば海藻は掛からないので、10分程度投げてみるも反応なく、初日は納竿。

 

ポロ沼周りが期待値ゼロで、イトウ80%釣れるマンの自信もすぐに消え去り、ボウズもありえるかもという恐怖心が芽生える(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾

明日のマヅメはどうしようか悩んだ末に、今日モンスターを掛けたところでやることに。

(他の選択肢がなかっただけだけど・・・)

 

今日の学び

大型になると口が堅いので、追い合わせを入れるなど、いつも以上に合わせはしっかりしておいた方がいい。

ドラグは最初からある程度は締めておいた方が良い。

大型になればなるほどヘッドシェイクも強いからフックオフしやすい。

あと、イトウは食ってからすぐに反転しないことも多いから、合わせが甘くなりがち。

 

 

 

2018-07-13
北の大地でイトウを釣る 2日目朝3時に起きて、4時に現地着。 今日もこの川には誰もいない。 ただ、ヤブ漕ぎの跡はしっかり残っているので、そ...
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