今年は東京湾のタコが異常発生しているということは数ヶ月前から知っていたのですが、タコに全く関心がありませんでした。
それが不思議なもので、急にタコを釣りたい欲が沸々と湧いて来たので、タコを釣りに行って来ました。
普段、船に乗らないため、船宿の調査から。
船宿のホームページはどこも酷い…。値段も時間もよく分からなかったりで、情報提供が雑すぎて…。
なんとか予約を済ませ、前日にはもうワクワクしてしまって仕方ない。
かなり釣れているっぽいので、上限の20匹釣れちゃうかなー??
なんとなく15匹くらいは釣れるイメージで、10匹が最低限の目標。
友人をピックアップしてから、船宿に向かう。
普段釣りをやらない友人を誘ったのだが、すごくワクワクしてる模様。
車に乗っているうちから、「既に楽しんですけどー♪」とご機嫌。
船宿に到着。
業界的なイメージで、船宿の方々は対応が悪いイメージでしたが、駐車場の方も受付の方も感じが良い 🙂
満船で出船!
まずは10分くらいの近場から。
やり方がよく分からないが、着底させてトントンすればいいのかなということで、トントンしているとヌベーとした感触。
おりゃ!と合わせを入れて、人生初のタコの捕獲に成功!
右舷ではファーストヒットの模様。
1匹釣れるとほっとする。
タコエギはamazonで350円ので、錘は40号。
PEは3号で、リーダーは60lb。
タコはタックル強めが良いということだったが、こんなに強くなくていいんじゃないかな。
あまり周りは釣れていない状況で、2匹目ゲット!
かなり順調な感じ。
はっと横を見ると、隣で手釣りでテンヤをやっている友人の顔が曇って来ている。
始める前はあんなにも楽しそうだったのに…(゚A゚;)ゴクリ
比較的簡単な釣りだけど、手釣りだし、ずっとトントンしなきゃだし、普段釣りをやらない人には大変なのかな。
その友人が根掛かりをさせてしまい、私も根掛かりで格闘しているのもあり、友人が船長に助けを求めると船長が出て来て、
「自分でやらなきゃダメだよ(怒)」
と言って、ラインを引っ張ってブチっとラインが切れて
「はい、(ロストしたから)1,000円ね!」
と友人の心を折りに来た…。
みんなの安全を守って、かつ、面倒を見ないといけないから、一人ひとりに手を掛けられないのは分かるけど、もうちょっと言い方を配慮してもらえるだけで、もっと気持ちよく釣りができると思う。
外房では、根掛かりすると船長さんや中乗りさんが助けに来てくれるんだけどな…。
そんなこんなで僕も根掛かりを2回ほど連発。
2回ともタコエギは回収できて錘だけロスト。タコエギと錘(スナップ)を繋ぐスプリットリングが弱くてすぐ伸びる。
そのおかげでタコエギを回収できたと考えるべきか、スプリットリングが強ければどちらも回収できたと考えるべきか。
(最終的にタコエギは1つもロスト無しでした。)
そんなこんなしている間に当たりも遠のく。
で、40分の大移動。
1~2時間経って、やっと3匹目。
だいぶ遅いペース。
友人もなんとか1匹確保!
釣ったというか、上げてみたらタコが付いていたパターン。
それなりのサイズだったのに気付かないとは…。
僕にも今回最大サイズの1.2キロのタコが釣れた。
友人に(後で)撮影してもらったが、せっかくのタコが見切れているという…。
このサイズになると吸盤パワーがすごい。
ネットに入れるのも大苦戦。
もう1匹追加して、それ以降は当たりがほぼない。
忘れた頃にアタリを感じるが、下手して乗せられないこと数回。
周りもあまり釣れていないけど、ポツポツ追加している。
タコエギは4つしか持っていなかったので、ロストを恐れていたけど、11時頃から禁断のタコエギ2つ付けに変更。
ロストを恐れず攻めてみたものの、その後も全く釣果は上がらずでした。
前半の2~3時間で5匹釣って、残りの4時間ほどは全く釣れずでした。
友人は1匹のみ。
後半はかなり渋かったです。
前半から2個付けで勝負するのが正解だった模様。
でも、こんななかでも20匹釣っている人もいたようです。
見える範囲ではミヨシとトモの人が慣れていそうな感じでしたが、それでも10匹くらいだったような気がするので、20匹とは相当な達人ですね。
反対側の人なので分かりませんが、2個付けに留まらず、増し増しでいろいろと付けてアピール力を上げていたのでしょうか…。
シメるのが難しく、なんというか非常に気が進まないものでした。
やり方が悪いとは思うのですが、魚やイカのようにサクッといかず、なかなか逝ってくれないし、断末魔的な感じですごい力で手に巻き付いてくるのがなんとも…。
あの感じは、他の海洋生物ではなかなか無いのではないでしょうか。
目標には全く届かずでしたが、人生初のタコが釣れて楽しかったです。
家から1時間強で着くのもラクでいいですね。
コメントを残す