新島遠征 2018 1回目(2日目)

 

 

前回の続き。

 

 

「地合い到来だ!」

と思い、釣り上げた真鯛を締めた後、キャスト再開。

 

 

真鯛で満足しちゃった感もあるので、少しキャストした後、あと3投したら帰ろうと思い、キャスト。

何も無いまま3投終了。あともうちょっとだけ・・・ということで2投追加。

その1投目・・・。

 

 

「カチッ、ガチャッ、ブチッ!」と音が聞こえて、ルアーが10~20メートル先に落ちた。

「??」

初めてのことで一瞬何が起きたか分からなかったが、キャストと同時にベールがおりて高切れしてしまった。

「ヒットルアーが・・・。2,000円が・・・。あぁ…。やめときゃ良かった・・・。」

 

 

ロッドを見る限り傷は無さそうだけど、「カチッ、ガチャッ、ブチッ!」と3回くらい音がなった気がする。

「カチッ」はベールがおりた音で、「ブチッ」はラインが切れた音。「ガチャッ」は何の音???

ロッドは無傷でありますように・・・。

 

 

これで納竿。新島での釣行終了。

いやー、ここからが大変だった。

行きと違って、太陽は昇って日は照り、気温は上昇。片手に3キロの真鯛。荒波の中での釣りで体力消耗。さらに、行きの時のようなワクワク感も無い。

ウェーダーに、ライジャケを着込んだ重装備で1時間歩くのは、(普段全然歩かない)40過ぎのおっさんには本当にキツイ。

何回も何回も休憩するが汗が止まらない。

(もうインナーの着替えもないし、汗臭さでまた船で隣の方々に迷惑を掛けるのか・・・。)

 

 

途中、絶壁と海の間隔が狭い場所は落石のリスクがあるので、立ち止まる訳にはいかず、休めない 😥

最後の階段がまた地獄・・・。

命カラガラに車までたどり着く。

「こんな苦労・・・もう二度としたくねぇ・・・。」

 

 

釣行の2日後に、新島マリンさんのブログを見ると・・・。

「港」で真鯛釣ってるし・・・; ̄ロ ̄)!!

こんな苦労しなくても、遥々聖地まで来なくても、船下りたその場で真鯛が釣れたのか・・・。

おいおいおい、レンタカーも地獄の歩きもウェーダーもいらないじゃん・・・。

まさかの無駄な苦労・・・。いやいや、苦労はスパイス・・・。

(なんて書いてるけど、それはそれで満足。仮に港でやってても釣れてなかっただろうし。「たられば」より自分の足跡を肯定したい。)

 

 

間々下に水道があるので、間々下で片付けして、帰りの準備。

曇って来て、今度は汗が冷えて寒い。あんなに暑かったのに…。

片付けもまあ大変・・・。

 

 

新島ストアで氷を買い、全ての帰り支度が完了して、船に乗り込む。

帰りの船は8時間。今朝は4時起きだったし、疲れてるしで、4時間くらい寝れると思いきや、1時間くらいで目が覚めてしまう。

寝れねぇ・・・暇過ぎる・・・。隣の人のイビキが羨ましい・・・。

 

 

PM7:45に竹芝到着。

氷と真鯛という荷物も増えたのもあり、肩紐が切れたボストンバッグのせいもあり、移動が心底シンドイ。

 

 

PM8:00頃、浜松町駅に到着。

浜松町駅徒歩1分のマンションを眺めながら、以前はあそこに住んでいたので、今もあそこが家だったらな・・・。

そんなこんなでPM9:00に自宅に到着。

これにて本当に遠征終了。

 

 

真鯛は鱗も厚く、骨太で、卸すのが不慣れなのもあり、帰宅後もすごく大変だったけど、釣れないことに比べれば、贅沢な苦労だ。

 

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